マツムシソウの咲く草原をさるく

　宮山の部落を過ぎ、１５分程舗装された狭い村道を登って行くと、道路の左脇に「一ノ峯登山口」と書かれた、小さな案内板があった。これより案内板に従い左方向へと牧道を登り始めた。牧道は車が通った形跡があったが、非常に荒れているので、本格的な４WDでないと登れない。

草原の中の牧道を緩やかに登って行くと、次第に高度を増し眼下に熊本平野が開けて来た。

登るにつれ段々と一ノ峯が目前に迫って来た。もう少しだガンバロウ！！

登山口を少し登った辺から、コガンビやホソバノヤマハハコ、ツクシハギが数多く咲いていた。前回登った時はアキノキリンソウもたくさん咲いていたが、今回は一株も見当たらなかった。

一ノ峯山頂に近付くにつれ、マツムシソウやオミナエシ、ハバヤマボクチが見受けられる様になって来た。

一ノ峯山頂手前辺りのマツムシソウとオミナエシ

秋の気配を感じさせるオミナエシ。

草原はオミナエシやハバヤマボクチ、マツムシソウ等が咲き、秋の気配が満ち溢れていた。

一ノ峯を後にして二ノ峯へと向かう。

眼下に広がる大スクーリンの中に、ピーンと突っ立つた一本のハバヤマボクチが面白い。

二ノ峯山頂手前の岩場に咲くオミナエシとハバヤマボクチ

ニノ峯山頂より見た一ノ峯

二ノ峯山頂界隈には多くのマツムシソウが咲いていた。

帰りにグリーンロードより見た一ノ峯と二ノ峯